コロナの感染拡大の地域差について

 コロナの感染拡大の地域差に関するナニカをよく目にする。これはいいネタになると思った。みんな適当なことをぶっこいてる。乗らなきゃこのビッグウェーブに。責任の伴わない発言は楽しい。

 私が注目しているのは性格に最も寄与すると言われているセロトニントランスポーター遺伝子多型(5HTTLPR)。これには SS, SL, LL の三種あって SS は心配性で LL はイケイケで SL は中間って感じ。集団別にこの遺伝子多型の構成比と実効再生産数を並べればそれなりの相関がみられるのではないか?と。まあ、既存人類にできるのはせいぜいここまで。恣意的に選んだいくつかの変数同士の相関を確認するぐらいのことしかできない。それは正解にはほど遠く近似解と呼ぶのも憚られる代物。その禍々しい代物に、さらに政治・経済などに利用するための調整がなされるかもしれない。そうして生み出された歪なものは曖昧さを嫌う人々に染み込む。

 ほぼ間違いないと言えるのは、既存人類には既存人類にとって無数ともいえる変数を適切に扱うことはできないということ。技術的特異点を迎えるなどして知能の桁が上がれば、より高精度な近似解を得ることはできる。