"MadeWithMv" というプラグインが Scene_Boot と Scene_Title の間に Scene_Splash を割り込ませて表示しているので "MadeWithMv" というプラグインを無効化すれば消える。
GUIツール > ツール > プラグイン管理 > オプションをOFFにしてもいいし、"plugins.js" を編集してもいい。直接編集しようとすると "Do not edit this file directly." という一文が視界に入るが、私は日本人なので英文を無視していいことになっている。復旧する予定がなければ行削除しておけばいい。
ここから蛇足。どうしてロゴを消したいのかと言うと、ただただうっとうしいから。このプラグインのデフォルト値には設定者の狂気を感じる。フェードイン 120 フレーム、静止 160 フレーム、フェードアウト 120 フレーム、合計で約 6.667 秒もロゴを見せつけられる。俺達は苦労してこれを作ったんだから見ないとか許さねーからと言わんばかり。心が狭すぎる。まあ、本当にそんなことを考えているか否かはさておき、ロゴが表示されている間、ユーザーは指をくわえて待つことしかできないのでたまったものではない。
ユーザーもたまったものではないが、テストプレイ中に何度も見せられる製作者もたまったものではない。いや・・・ちょっとタイトルの見栄えを確認したいだけなんですけど・・・これ見ないとダメすか？てなる。そう言えば、虐待を受けて育った親は自分の子供を虐待する傾向があるという説がまことしやかに囁かれている。それと同じように虐待を受けて育った製作者はユーザーを虐待するのかもしれない。
なお、虐待の負の連鎖に関しては誤りだと思われる。負の連鎖に関する研究結果があるのか調べてみたところ、否定するものの方が目についた。『父親の発達研究と家族システム : 生涯発達心理学的アプローチ』の「父親になることをめぐる現代の課題」という項の結びに次のように記載されている。
したがって両方の因子を考察することによって，虐待の発生が理解されることになる。しかも子ども時代に虐待された親が，自分の子どもを虐待する世代間伝達は30％±5％であって，虐待された親が子どもを虐待することとの間には，直接的な関連はないのである。
よくわかんないけど否定的な文章だ。両方の因子というのは・・・詳しくは『国立国会図書館デジタルコレクション』で！ "虐待された親" で検索すると出てくる。今なら無料。
国立国会図書館デジタルコレクション
待つことで興奮が高まる場合もある。マイケル・ジャクソンの“究極の2分間”などがそれだ。ただ、マイケル・ジャクソンが歌い出すのを待つ場合であっても、毎回だと飽きるのでは？というのは待てない私の言い分で、もしかすると毎回待てるどころか、むしろ待ちたい人がいるのかもしれない。毎回ロゴを見たいという人の要望にも応えることができるよう選択式にした方がいいのかもしれない。
けっきょく0.5秒表示することにした。ユーザーが表示時間を設定できるようにしようと思ったけどメリットが少ないという結論に至ったのでやめた。本当はめんどくさいからやめた。
